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車窓から。 [景色]

MtFujiScheme.jpg
暮れの富士-1.JPG
一年間の仕事も終えて一区切り、何も予定の無い1日を過ごしてから
翌日にまた富士を目指して出掛けた。暮れの12月30日。

今回も富士山周辺で一泊。
前回は静かな環境が気に入った「富士クラシックホテル」、
今回はゆったりと、ほんの少し豪華に食事と温泉を楽しみたいという妻のリクエストもあり
河口湖畔の高台にある宿へ。


暮れの富士-2.JPG
今回の足は秋の終りに我が家に来たばかりのミニオ君=2011年式Mini One。
暮れに富士山を目指す人はそれなりに居るかと思ったのに
道中はすれ違うクルマも少なく、
少し南へ伸びた中部横断道の六郷ICで下りて、本栖湖まで一気に駆け上がると
五千円札の絵柄のような富士山が正面に。

普段乗っているルノーと比べると、堅く締まった脚回りとかなり低く感じる重心のおかげで
高速道路での重厚な安定感はなかなか。
マニュアルでシフトしながらタイトコーナーを駆け上がるような場面での
運転の楽しさはこのクルマならではものだと思った。
そういう場面ではクイックなステアリングもとても良い印象。
奥に進むにつれて曲率が大きく曲がり込むようなカーブでも、
手首を少しひねり込むだけで向きを変えてくれる俊敏さがある。

空いているように見えた国道139号線も鳴沢辺りから河口湖方面に向かって急に混みだし、
進路を変えて西湖廻りで河口湖の東の湖畔へ。


美味しさいろいろ。.jpg
宿の食事はなかなか素晴らしかった。
食べきれないような量ではなく、一品一品に創意工夫があって
食べ終わるのが惜しいと思えたほど。

温泉で身体を柔らかくして、仕事のことを一時の間全て忘れた。


かりそめの。.JPG
あけて大晦日。
年末年始の旅行は、一年のうちでこの時だけ
先の予定や仕事の約束や、やらないといけないのに手を付けていない事の後ろめたさ
などというも諸々のことを頭から追いやって過ごす貴重な時間。

誰が乗って、何処に行くのだろう...
などと片隅で考えながら、実際にはワタクシの頭の中は
まな板の上で水が切れるのを待って放置されている木綿豆腐のようになっている。


凶だったけど。.JPG
十分に身体と頭を休めて、実家へ。
母は相変わらず元気で足腰もしっかりした様子でほっとした。
静かに「ゆく年くる年」を眺めながら新年を迎えて、
翌朝、元旦はいつものように兄夫婦もやってきてお参りも。

それにして暖かな正月で、風も穏やか。
地元の神社も何時になく人が多く賑わっていた。



まきば公園にて。.JPG
元旦の午後に実家を出て甲府市内に一泊、翌日も快晴。
広域農道経由で閑散とした清里駅をかすめて、さらに標高が高い「まきば公園」へ。

例年なら多少は雪が積もっているこの時期なのに
今年は路肩にかろうじて残っている程度。
標高1400mというだけあって、空気が澄んで空の青さが違う気がする。
施設を管理している人に感謝しつつ、地元のお菓子をいろいろと買い込んで。


八ヶ岳くっきり。.JPG
雪がほとんどない鉢巻道路をぐるりと西へ進み、
八ケ岳中央農業実践大のグラウンドの脇をかすめて原村から茅野市へ。
エコーラインからの八ヶ岳は鋭く険しい山肌がくっきり。


茅野市から。.JPG
妻の実家のすぐ前からも、八ヶ岳はこんな風にくっきり。
実家の皆さんも変わらず元気そうで、何より。
いつものようにお節と美味しい寿司をご馳走になり
一休みしてから新しい年の我が家へ。


八ヶ岳とミニオ君。.JPG
こんな風に、また新しくページをめくるような気持ちで
2018年の暮らしが始まったのでした。


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旅の空から。 [のりものいろいろ]

MtFujiScheme.jpg
2018年もどうぞよろしく。.jpg

「平成30年」になったんですって。
そんな年が来るとは、あの頃は思ってもみなかったけど。

我が家は「最新」の物事には無理に乗らずに
静かに自分達の好きなものを追いかけてみようと思っております。
今年も良い年になりますように。

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ミニオ君登場、の巻。 [クルマと私]

MtFujiScheme.jpg
最初の雪景色。.JPG
去年は11月の後半に最初のしっかりした雪が降って
冬タイアに慌てて交換したけれども、
この冬最初の雪景色は12月に入ってから。
それでも気温の低い日が多くて、寒い冬だなぁと思う。

朝の雪景色を眺める寝室の窓からの風景が少し変わった。
妻のクルマが変ったのだ。



ミニオです。.JPG
かなり以前から、BMW製のMINIに乗ってみたいと妻は言っていた。
ただ、こちらに越してきてからは近くの農家さんの仕事を手伝ったりしていて
欲しいクルマを手に入れても、確実に汚してしまうのが気になっていたらしい。

でも、生活の道具だから、汚れてもいいんじゃない?
MINIだって、都会のMINIも居れば田舎暮しのMINIもあっていい。
健気に動いてくれているスバル・ニコットも、もう丸6年乗ったことだし。

何処かで気持ちの切り替えができたのか、秋になって中古車相場をしっかり調べ始めて
好みの車体色の入荷があったら知らせてくれるように登録をしたりしているうちに
付き合いのある地元の正規販売店に、ほぼ希望通りのかなり好条件のクルマが入荷した。
一番の希望色で、走行は1万キロを少し超えた程度。十分予算の範囲に収まっていた。
仕事のお付き合いを活かして車両を確保して、無事に我が家に収まったのが11月下旬。
2011年式のMINI ONE、ホライゾン・ブルーという色。

「ミニオ君、素敵♪」

 ...ミニオ君?男だったのか...(笑


大きさもほぼ同じ。.JPG
丸さと堅さ。.JPG
並んでみると、4mを切る長さと1.7m未満の車体幅はほぼ同じ。
ホイールベースも数ミリしか違わない。
各部のカッチリとした造り込みはいかにもBMW製という感じで
のほほんとしたルノーとは随分雰囲気が違う。



SONY製ナビ付き。.JPG
6年半お世話になったスバル・ニコットはまだまだ元気なので
Panasonic製のナビなどと一緒に職場のスタッフに譲って乗ってもらうことにした。
新しいミニオ君にはSONY製の絶版のナビ、NV-U77が装着されていたので
ルノーで使って具合の良かったTranscend製のドライブレコーダーだけ移植。

今時珍しく角度の立ったフロント・ウィンドウが新鮮で、
でも何処かで見たことがある景色のような...と思ったら
昔乗っていたSAAB 900がこんな感じなのだった。
フロントのピラーの位置や角度は本当に似ていて、
手を伸ばしても窓に触れない位に遠く、おでこの前の空間が広いのが良い。



角度の違い。.jpg
こうしてみると、MINIのフロント窓の角度が今風ではないことと、
ルノーのリア・ウィンドウの不思議な丸さがよくわかる。



防犯強化。.JPG
今年になって、松本~塩尻エリアで自家用車のタイアが
切られたり穴を開けられたりする事件が起きて、
かなり広い範囲で数十台以上もの被害が出ている。
念のための用心として、人感センサー付き・太陽光発電のLEDライトを付けてみた。
夜帰宅すると、反応してドア回りやクルマの周囲を照らしてくれるので
防犯だけでなくなかなか便利な商品。
こういうものが比較的安価(3千円もしなかった)で手に入るのはありがたい。


☆☆☆


順調に3週間近く経過した今週の休みに、ワタクシも運転させてもらって
高速道路を走ってみようということになった。
天気が良ければ以前に2回訪問した「ジュジュカツの店」に行こうと思ったのだけれども
あいにくどの方角も雪の予報。
カツ繋がりで、ちゃんと食べに出掛けたことの無い駒ヶ根のソースかつ丼を目指すことに。


躊躇わずに入ればそこには。.jpg
せっかく行くなら、観光客でいっぱいの大型の人気店よりも
商店街の一角にあるような地元の人気店がいいな、
と目星を付けて向かってみたのは、こんなお店。
この佇まいは、入るのにちょっと勇気がいる。



キャベツが美味しい。.jpg
妻はヒレかつ丼、ワタクシはソースかつ丼(ロース)。
評判通りのボリュームに、少したじろぎそうになる。



これは旨かった。.JPG
揚げたてのカツの断面を眺めると、美味しいカツは見るからに旨そうな表情をしているものだ。
この肉厚のロース肉は、期待をを裏切らない柔らかさと旨味に溢れていた。
千切りキャベツの繊細さも素敵で、ご飯は思ったよりも控えめ。
蓋が閉まらないほどのボリュームの割には、ぺろりと収まってしまった。
うむ、満足。

協力隊訓練時代以来の駒ヶ根の商店街を眺めてから地元の大きなスーパーマーケットに寄り、
以前にも一度立ち寄った薪ストーブを扱う生活雑貨の店を訪ねて、少しだけ買い物も。


駒ヶ根にて。.jpg
ほぼ同じスペックで、エンジン出力もMINI ONEの方が若干上回る程度の違いだけれども
普段乗っているルノーとは乗り味が随分違う。
MINIのステアリング・レシオはかなりクイックで、慣れれば軽快な動きが楽しめる。
重心の低さを感じさせるのはMINIの方だけれども、
直進安定性とサスペンションのしなやかさに関してはルノーもとてもよく出来ているている。
どちらもスロットルペダルに適度な重さと踏み始めの絶妙な鈍感さがあって
ペダルに足を乗せたとたんに飛び出しそうな最近のクルマとは違うのが好ましいと思った。

新しい乗り物を手に入れると、どうしても傷とか汚れが気になってしまうのはよくわかる。
でも、そういうことを気にしなくて済むように、と思って手に入れたペコペコのルノーは
乗り物の魅力は外観以外の部分も大きいことを教えてくれる。

ピカピカのミニオ君、できるだけ長く楽しんでくれたらいいな。

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17年目の旅バイク、その2。 [HONDA CL400]

麦畑スキーム2。.jpg
1019車庫は有難い2。.JPG
旅の2日目、静かに起きだしてみるとしっかり雨が降っている。
もともと初日から雨だと覚悟していたこともあって
「おお、ようやく予定通りになった」なんて考える余裕も。
そう、ワタクシにしては珍しく、ちゃんと雨具を持ってきているのだ。

宿の方が気を利かせて送迎用バスを車庫から出して我々に使わせてくれたおかげで
出発するまで準備する間も濡れずに済むのがとても有難かった。


今回は小さい方で。.jpg
1019車庫は有難い。.JPG
心配したラスカルさんのマシンのオイル漏れは、それなりに控えめになった様子。
真新しいYASHさんのセローは薄暗い屋根の下でもくっきりとした新車らしい輝きが。
自分のCLは、いつも付けているサドル・バッグも無く、シートのシルエットも変わったせいで
ちょっと新鮮な気分で眺めていた。
もうすぐ朝7時。


1019朝食も美味しかった。.JPG
柔らかく煮つけた鮎、この地方ならではの「明宝ハム」、香ばしくてお代りが欲しくなった焼き茄子...
食事が美味しいと、この先多少は辛いことがあっても乗り越えられそうな気分になってくる。


1019小振りにもなったけど。.JPG
焼き物の町、土岐までは時間を稼ぐために東海北陸自動車道~東海環状自動車道を使い、
最初の目的地「美濃焼伝統産業会館」へ。
一瞬小降りになったけれども、そのうちにまた降りだしてきた。
ワタクシは気に入った作家の小品を少し買いこんで、旅の記念に。


1019つつましく竹で。.JPG
土岐は鰻も有名らしい。
お昼はYASHさんに案内してもらい、いかにも繁盛店という感じのお店でつつましく「鰻丼(竹)」を。
朝しっかり食べておいたので十分美味しくいただいたけれども、
いかにも「鰻を食べた!」という気分になるなら(松)でも良かったかな...などと(笑
関東のふわふわの物とは違って、皮がパリッと焼けていてなかなかだった。

その後はお土産ものとしての陶器も沢山販売している「道の駅 志野・織部」に寄って
いよいよリア・フレームの下がり具合が怪しくなってきたラスカルさんの荷物を積みかえたり
どたばたとしている中でワタクシも自分のウェストバッグを何処に置いたか想い出せなくなり、
落ち着いて考えてみると鰻屋さんを出る時に店頭のベンチの上に置いたのが最後だとわかって
一人雨の中をランチタイムも終わりかけた鰻屋さんまで往復...

なんだか時間を無駄に過ごしてしまって申し訳なかったなぁ、と時計を見ると意外にまだ2時台で
土岐の町に戻ってガソリンを補給し、YASHさんと別れてラスカルさんと中央道に乗った。

1019雨の中央道にて。.JPG
雨の中を400cc単気筒のオートバイで走っていると
仕事でクルマで通る中央道とは景色が違って見える。
安心して走れる平均80km/hくらいの速度だと、思った以上になかなか先へ進まず
駒ケ岳SAで休憩。ここで夕方5時半。

伊北から岡谷まで渋滞中という表示がずっと消えないので、
自分は伊北ICで降りて、一般道を辰野から塩尻へ抜けて帰ることにした。
ラスカルさんと別れて側道に入ると、一瞬見えた本線のすぐ先には
渋滞のクルマの赤いランプの列がびっしりと連なっていた。
まだこの先も長旅だから、気を付けて。

7時前に車庫に滑り込んで、水の滴る服を脱ぎ、写真を取り込んだりしながら
2日間の旅の話をぼそぼそと。


☆☆☆


シート延長。.JPG
実は、これまでCL400で雨の中を宿泊込みの旅に出たことはほとんどない。
慌てて普段とは装備を換えてみたけれども、BMW R nineT用の防水バッグは
雨の高速道路でも十分に使えることがわかったし、
しっかりした防水性が売りのKriega製ウェストバッグ " R8 " は使い勝手も良く便利だった。
こうやって自分の持っている道具を使える場面が増えていくのは、ちょっと嬉しい。

リア・シート・バッグはさすがに前半分だけで荷重を支えていると後ろにずり落ちて来たので
高山で立ち寄ったホームセンターでこんな応急処置を。
硬めの黒いスチロール製のブロックをシートの形風にカッターで成型して
あり合わせの金物で後ろにずれないように固定したもの。


応急処置、その2。.JPG
バッグの荷重はCL400のシート後端とスチロールのブロックで支えて、
固定の要になる前方向へ引っ張るストラップ・ベルト用に
こんな建設資材のアイボルトを使ってみたら、期待以上にピッタリだった。


1019結構役に立った。.JPG
普段はルノーに乗せて使っているGarmin製の小型のナビは
バッテリー駆動でもそこそこの時間動くので
こんな風にモバイル・バッテリーと一緒にタンクバッグに入れて使うことができた。
日中はほとんど反射して見えないけれども、
薄暗くなってからの郡上八幡の町案内や、
雨の高速道路で次のSAまでの距離などがわかるのは結構便利だった。


あと170km。.JPG
久々に旅らしい旅にも出て、6万kmまであとわずかに。


☆☆☆


1019気に入ったもの。.JPG
2日目の最初に立ち寄った「土岐市美濃焼伝統産業会館」は
地元の窯元・制作者ごとに作品が並んでいる展示室があって、
気に入った作品は購入できるようになっていた。
普段使いに向いた湯呑やご飯茶碗などの食器も多かったけれども、
風合いが気に入ったものを3点選んでみた。

銅錆釉薬の表情が気に入った皿(左)、
青碧の色合いと、持ち手部分の質感の違いが気に入ったタンブラー(右上)
何に使えるかわからないけど気に入ったので持ち帰った青い小物は、大きめの箸置きに。


生産量日本一。.jpg
午後に立ち寄った「道の駅 志野・織部」ではお買い得品を数点、妻へのお土産に。
土岐市は陶磁器の生産量では日本一というだけあって、
作家の作品以外に日常品も大量に造られているらしく、
ここの道の駅ではかなり広い販売コーナーがあった。

事前にあまり調べずに出掛けてしまったけれども、
美濃焼はまだまだ見てみたい場所がいくつか。
次回はクルマで出掛けてのんびり買い物も楽しんでみようと思った。


遊んだ後はお片付け。.JPG
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17年目の旅バイク、その1。 [HONDA CL400]

麦畑スキーム2。.jpg
1018始まりは青空。.JPG
ここ何年か恒例の、オートバイ仲間との秋の旅。
「一度小さい方のマシンで集まろう」などと去年も話していて
そろそろ6万km到達を目前にしている銀馬号=CL400で旅に出たいな、と思っていた。

旅に出るからには、事前にやっておきたかったことが一つ。


まるで別物。.jpg
このマシンは本当に気に入っているけれども、
唯一何とか改良したいと思っていたのが、シート形状。
写真で奥に写っているのはノーマルのシートで
決して薄すぎるわけではなのに妙に腰が無く、
長時間座っているとじわじわと痛くなってきて
最後は座る位置を善後に変えながら、我慢して帰ってくることになる。
後半部が妙に反り上がって見えるのも気になるところ。
ということで、改良希望内容を絵にして
シート加工屋さんに依頼してみることにした。

足着きは現状では低く感じるくらいなので、普段座る前半部は思い切って3cmくらい厚みを増し
後半は逆に2cm程度薄くして、全体がほぼフラットな座面になるようにしてもらった。
表皮の感触も変わるように熱溶着のタッキングで仕上げてもらい、
色合いも変えて側面を微妙なグレーにして2トーンに。


こうなりました!.jpg
結果はほぼイメージ通りに仕上げてもらうことができて、かなり満足。
跨った時の腰の位置が高くなったおかげで、走っている間の膝の曲がりが楽になり、
何より自由に座る位置を選べるのが有難い。


準備は大事。.jpg
出発の日が近付くにつれて天気予報は下り坂に。
前日の夜になってから、念のために5年経過したバッテリーを新品に交換し
雨に当ると変形してしまう革のサドルバッグを外してR nineT用の防水バッグに積み替え、
厚みを増したシートが擦れても大丈夫なようにタンクに傷防止のシートを貼って...


雨対策。.JPG
クラッチワイヤーとレバーの支点に注油してから、雨水が入らないようにと
ネットで見つけたKAWASAKI純正部品のレバー・カバーを被せておいた。

とりあえずこれくらいで大丈夫だろうと時計を見ると夜中の1時過ぎ。
思った通り、翌朝は目覚まし時計を無意識のうちに止めて、しっかりニ度寝(笑

ぴかぴか。.JPG
いつもの健康ランドに前泊のラスカルさんと合流して
YASHさんさんとの集合場所の木曽福島の道の駅にきっちり15分以上遅刻して到着すると
そこにはピカピカの新しいマシン、セロー250が。


1018急ごしらえ仕様。.jpg
慌てて乗せ換えたBMW製のバッグは、もともと細身のR nineTのリアシートに被さるように
出来ているのを無理矢理幅広のCL400のシートに乗せているので固定が甘く、
段差を乗り越えているうちに後ろに傾いてきた。

なんとかしたいな...と思いながら一緒に走ってきたラスカルさんのマシンを見ると
何やらオイルがかなり飛び散っている。
一瞬、旅の中止も考えたけれども、漏れの原因もわかって応急処置もできそうなので
とりあえず予定通り開田高原経由で高山に向かい、現地調達で修理を考えることに。


1018また来たよ。.JPG
2日とも雨と覚悟していた割に、初日前半は陽射しもあって爽やかな秋の空気。
いつ来ても幸せな気分になる「タビタのパン」に立ち寄って
個性的なパンとクッキーなどを買い込んだ。


1018天気はどうだい?.JPG
看板娘(山羊)のメイちゃんは小屋に籠っていて
代わりに新顔さんらしい羊がお出迎え。

1018遊んでくれー。.JPG
羊は2頭居て、クリームとシロップという名前らしい。

タビタさんを出て国道に戻り、所々で鮮やかな紅葉に目を奪われながら高山市街へ。


1018甚五郎さん。.JPG
ラスカルさんのCLのオイル漏れは、最近クランクケースを2回開けたそうで
とりあえず増し締めで様子を見つつ、オイルを補充しながら移動すればなんとかなりそう。
それとは別に、昔ホンダがリコールにしたリアキャリアの問題で
フレーム自体が破損しているのが見つかり、荷重を支える方法を考えて応急処置。
他に電装系のトラブルもあり、高山市街のホームセンターの駐車場を借りて
小一時間ほど過ごすことになった。
自分もリアのバッグをしっかり固定するための素材を調達できて、一安心。

すっかり遅めになってしまったお昼は、高山ならではの醤油味のラーメン。


せせらぎ1.jpg
▲ラスカルさん撮影の動画から

高山市街を西に抜けて、一度走ってみたかった「せせらぎ街道」へ。
街道に入ってしばらくは所々で晴れ間も拡がって道の左右の山も色づいていて
何処か異国の道を走っているかのような立体感のある景観を楽しむことができた。

郡上に近づくにつれて、のっぺりとした灰色の空が広がり
郡上八幡の町に入る頃には、街路灯の明かりが眩しいくらいに。


1018郡上にて。.JPG

1018郡上は2輪キライらしい。.JPG
どうもこの町では2輪車というものはあまり歓迎されていないらしい。
のんびり静かに数十分程度の街歩きをしたいだけだというのに
そこそこ広い町の中で2輪車を停められる場所(しかも有料)はとある特定の神社の駐車場だけだ、と
誰に訊いても同じ答えが返ってくる。

渋々、教えられた寺まで数分走り、有料の割には無人の料金箱に
標識番号を書いた紙と一緒に小銭を投入して、深いため息をつきながら、町へ。


1018水の流れる町。.JPG

1018それでも街歩きは愉しい。.JPG

1018それでも街歩きは愉しい2。.jpg
★左下のパンは、いわゆる「食品サンプル」
 郡上八幡は食品サンプルの生産量で日本一なのだそう

1018水の流れる町2。.JPG
それにしても、周りを深い山に囲まれた場所にこういう街並みが広がっているのは
なんとも不思議な雰囲気だった。
至る所に用水が流れていて、どこか伊豆の修善寺を想い出すような雰囲気もあり
街歩きはそれなりに楽しめた。

すっかり日も暮れて、あとは宿へ。


1018美味しさで生き返る。.JPG
美味しさいろいろ。.jpg
いつものようにラスカルさんが下調べをしてくれておいた宿は
街から少し離れた深い山間にある一軒宿。
そんな立地からは想像できないようなすっきりとした建物と
何より心のこもった食事が食事が素晴らしかった。

「量で勝負」の食事ではなく、一品一品の味わいに時間を忘れて幸せな気分で部屋に戻ると、
ほどなくしてワタクシだけ鈍器で殴られたかのような抗いがたい眠気に襲われてしまい、
ふと意識を取り戻すと、仲間は静かに寝息を立てている夜中過ぎだった。

というわけで、翌日のお話は、また後ほど。

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